やさしい日本経済情勢
「円高」「円安」とは?
2014年11月16日
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「円高」「円安」というと
米ドルに対しての表現が一般的ですが
米ドルに限らず、外国の通貨に対し
円が相対的に高いか安いかを表現する言葉です。
例えば・・・
米ドルの場合、1ドル=100円が
1ドル=99円になることを「円高・ドル安」といい
1ドル=101円になれば、「円安・ドル高」といいます。
円高になると、海外の人にとって
日本製品の価格は高くなるため売れ行きが落ち込み
輸出産業にとってマイナスに働きます。
逆に、円で海外のモノを買う場合には
安く輸入できるため、プラスに働きます。
円安の場合は、その反対の現象が起こるわけです。
日本は資源を輸入し、モノを生産・加工して
海外に輸出する特徴を持った国です。
製造業を中心とする貿易輸出国である日本にとっては
円高で企業業績が落ちることの影響は大きく
景気を冷え込ませる大きな要因のひとつです。
企業業績が下がれば、給与の削減
雇用の不安定等、私たちの生活に大きく影響しますし
法人税の税収が減ることで、財政にも影響が出てくるでしょう。
また、資産を外貨建てで運用している方にとっては
より直接的に影響があります。
円高になれば手持ちの資産の円換算の評価額は目減りし
円安になれば円換算の評価額は上がります。
海外旅行時においても
円高のときであれば旅費は安くなり、円安であれば高くなります。
円で生活している私たちには
外国為替の動きは一見生活に関係のないように思われますが
海外との取引が盛んな昨今では、たいへん身近なことになっています。
覚えておくと、きっと役に立つでしょう。
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